D2K ILLUMINATEは、各部にCNC切削加工したアルミニウムを使い、剛性と精度を確保。光源となるLCDには、5.5インチ、解像度2560×1440、波長405nmのUV LED光源を使い、造形エリアは121×68×130mm、XY解像度は40μm、積層ピッチは35～100μmを実現している。

開発元によると、本体構造を出来る限り簡素化することで、高い性能を保ちつつ価格を抑えたという。造形プラットフォームを引き上げるZ軸には最大25×40mmの断面をもつステンレス材を使い、高い剛性を確保している。

本体サイズは200×200×370mm、重量は6.8kg。対応OSはWindows7／8／10、接続ポートとしてUSB、HDMI端子が用意されており、接続用ケーブルも同梱する。付属する専用レジンは1リットルで、専用レジンの使用を推奨しているが、波長405nmのUVで硬化する樹脂であれば使用できると思われる。

Kickstarterでの価格は本体とレジン（ホワイト）のセットで6300香港ドル（約8万9500円）。同セットを6022香港ドル（約8万5500円）で購入できる超早割プランも提供している。開発元によれば、プロジェクトは95％程完了しており、11月に受注した超早割分に限り12月中に発送できるとしている。

D2K ILLUMINATEは、12月10日までクラウドファンディング中。目標額5万8000香港ドル（約82万4000円）に対し、これまでで3倍を超える19万5000香港ドル（約277万円）以上を集めている。プロジェクトが順調に消化された場合、超早割は12月以降、早割と通常プランは2017年2月末以降の発送を予定している。