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ぐらつかないし倒れない——スケートボード型のロボティックビークル「Moboster」

体のバランスではなくBluetooth接続のリモコンで操作できるロボティックビークル「Moboster」がIndiegogoに登場し、出資を募っている。

Mobosterは、独自のドライブシステムを搭載したロボティックビークルだ。スケートボードのように体を傾けて舵を取る必要がないため、ぐらつかないし転倒する心配もない。また、最大積載重量が150kgなので、人が乗るだけでなく荷物の運搬にも使える。

Mobosterの走行スピードは歩行、ランニング、サイクリングの3段階で調節可能。クルーズコントロール付きのため、一度切り替えると一定速度を維持できる。モータの出力は3200W(4.3ps)で、最高速度16km/hだ。

バッテリ容量は10AmpH。標準の充電器で2時間、急速充電器なら30分で充電できる。充電1回当たりの走行距離は18kmだ。また、車体側面にUSBポートが付いていて、スマートフォンの充電ができる。iPhone 7なら20回以上フル充電できるという。

Mobosterを使わない場合は、二つ折りにして持ち運べる。畳んだときの大きさは36×46cmだ。重量は6Kgと比較的軽い。また、車体前部にアタッチメントソケットがあり、ハンドルバーの取り付けが可能だ。

さらに、MobosterはCAN-Busポートを備えている。将来的には同ポートを通じて、赤外線や超音波による追従機能や、GPSやLiDARによる走行記録機能などが追加可能になる予定だ。

Mobosterは2016年12月中旬までクラウドファンディングを実施。11月18日時点では、目標額の5万ドル(約550万円)に対して、約7500ドル(約83万円)を集めている。

早期割引適用価格は499ドル(約5万5000円)。出荷は2017年5月の予定で、日本への送料は100ドル(約1万1000円)だ。急速充電器は79ドル(約8700円)、ハンドルバーは89ドル(約9800円)で購入できる。いずれも出荷は2017年6月の予定で、日本への送料50ドル(約5500円)だ。

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