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砂利道や雪道でも走行可能——電動クローラーを取り付けたスケートボード「Cuboard」

長岡技術科学大の大学院生によるベンチャーCuboRex(キューボレックス)は、電動で砂利道や芝生などを走れるスケートボード「Cuboard(キューボード)」を開発した。2017年4月の発売に向けてクラウドファンディングを実施する予定だ。

CuboRexは、同大大学院生の寺嶋瑞仁氏が2016年3月に設立した。「すべてのものをコンパクトに移動させたい」をコンセプトに電動クローラーを使ったスケートボードの開発に取り組んでいる。facebookにアップロードした試作機の動画が60万回以上再生され、今回のキット化を決定したという。

今回発表したCuboardは、キャタピラ式の電動クローラー2台を使って電動スケートボードを組み立てる拡張キットとなっている。雪道や砂利道など悪路での走行が可能。持ち運びを容易にするため、構造の軽量化も図っている。

パッケージは、制御装置とバッテリーボックス、クローラーユニット2台、コントローラ、ボードなど。AC100V充電器と組み立て用ツールが付属する。最高速度は時速15km/h、標準バッテリ走行時間は60分(充電時間90分)、重さはボード本体含み9kg。耐荷重は80kg以下となっている。

今後、12月上旬にクラウドファンディングを開始するべく調整中で、価格は45万円程度の予定。サポートとしてワークショップなども開催する予定だという。

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