IoT機器の試作に必要な諸機能を一つの基板に搭載したArduinoシールド「ARMA IoT」
2016/11/28 11:30
IoT機器の試作に必要な諸機能を一つの基板に搭載したArduinoシールド「ARMA IoT」がIndiegogoに登場し、出資を募っている。
ARMA IoTは、外部デバイス用ブレークアウト、Wi-Fi、microSDスロットを一つの基板に搭載したArduinoシールド。ブレッドボードなどを使った余計な配線をせずとも、各種センサをプラグアンドプレイでArduinoに接続できる。
ARMA IoTを使えば、センサ類のリードアウトを「Cayenne」や「ThingSpeak」などのIoTプラットフォームにWi-Fi経由で送り、蓄積、解析、グラフ化できる。また、ARMA IoTと「Blynk」を組み合わせれば、ARMA IoTで接続したデバイスをスマートフォンで制御できるようになる。
ARMA IoTには、「Arduino Uno」版と「Arduino Nano」版がある。また、開発元はスターターキットも用意。同キットにはArduino Uno(ケーブル付き)のほか、超音波センサ、温度センサ(2種類)、MQ2ガスセンサ、5V-220Vリレー、PIRモーションセンサ、DHT11(温湿度センサ)、LCDが付属する。
ARMA IoTは2017年1月初旬までクラウドファンディングを実施。11月28日時点では、目標額の2150ドル(約24万円)に対して、約65ドル(約7300円)を集めている。
早期割引適用価格はArduino Uno版が16ドル(約1800円)で、Nano版が12ドル(約1400円)。日本への送料は4ドル(約450円)だ。スターターキットの早期割引価格は45ドル(約5000円)で、日本への送料は8ドル(約900円)。出荷はいずれも2017年1月の予定だ。