新しいものづくりがわかるメディア

RSS


小型軽量でシンプル——付加機能を排すも高性能な低価格3Dプリンタ「Blocks Zero」

小型軽量でシンプルなFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「Blocks Zero」がIndiegogoに登場した。

Blocks Zeroは、Wi-Fiなどの付加機能を排して低価格を達成した3Dプリンタ。低価格とはいえ、基本性能は損なわれていない。例えば最小積層ピッチが0.04mmで、最大造形速度が80mm/秒と、同クラスの3Dプリンタの中では高性能だ。

組み立てにかかる時間は約2時間半。PCとの接続にはUSBを使用する。SDカードでもデータの受け渡しが可能だ。

Blocks Zeroの大きさは200×210×300mmで、重量は4.8kg。最大造形サイズがは120×140×120mmで、造形速度は40~80mm/秒だ。積層ピッチは0.04mm、0.1mm、0.3mmの3段階で調節可能。フィラメントは1.75mmの標準的なものが使える。

Blocks Zeroは2016年12月下旬までクラウドファンディングを実施。11月28日時点では、目標額の5万ユーロ(約600万円)に対して、約1700ユーロ(約20万円)を集めている。

Blocks Zeroの早期割引適用価格は199ユーロ(約2万4000円)。出荷は2017年2月の予定で、日本への送料は180ユーロ(約2万2000円)だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る