ウェアラブルデバイスを使った体感型コンテンツ展開ソリューション「PerforMoff」提供開始
2016/12/01 14:00
Moffは、同社のウェアラブルスマートおもちゃ「Moff Band」を使い、体感型コンテンツ展開ソリューションを共同開発した。舞台演劇やコンサートなどを企画するエンターテインメント業界やテーマパークやイベントを運営する事業者、各種スポーツを主催する団体などの利用を想定する。
Moff Bandは、センサと通信モジュールを内蔵し、感知した体の動きを情報として外部デバイスなどに送信できる。取得した情報はPerforMoffの中枢となるPerforMoff Systemを経由して音や映像、各種デバイスなどのアウトプットへと接続する仕組みだ。
PerforMoffを利用すれば、人の動きにシンクロしたさまざまな演出や効果が可能になる。例えばコンサートなどでは演者の手の動きに合わせて音を歪ませたり音量を変えたりできる。ステージや会場の照明を観客の手の動きに合わせて点滅させることも可能だ。サッカーの試合ではプレイヤの脚にMoff Bandを取り付けることで、ボールを蹴るたびに効果音を出すこともできる。
PerforMoffは、MoffとDENTSU TOPPA!、エイド・ディーシーシー、る株式会社の共同開発によるものだ。また、DENTSU TOPPA!は劇団鹿殺しとコラボし、演劇「image -KILL THE KING-」の舞台においてPerfomoffを用いた演出を行っている(12月11日まで公演中)。