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サイレックス、産業温度でも動作する802.11ac対応無線LANモジュール「SX-SDMAC」を量産出荷

サイレックス・テクノロジーは、IEEE 802.11ac/a/b/g/nとBluetooth4.1BR/EDR/LEに対応するSDIOタイプの無線LANコンボモジュール「SX-SDMAC」について、日本、アメリカ、ヨーロッパで量産出荷を開始した。

2014年1月に承認された無線LAN規格「IEEE 802.11ac」対応のインフラ整備が進んでいる。同社は-40~+85℃の産業温度でも動作するSX-SDMACを提供することで、医療機器や産業機械、オフィス機器などでの802.11ac対応を支援したい考えだ。

SX-SDMACはQualcomm Atheros製QCA9377チップセットを採用。表面実装タイプ2種類、コネクタタイプ、SDカードタイプという計4種類の形態が用意されている。

医療機器や産業機械用の品質基準に基づいたLinux対応無線LANドライバのバイナリとソースコードのライセンスも提供する。さらに802.1Xエンタープライズセキュリティ、CCXサプリカント、Bluetoothプロファイルについても、オプションでのライセンス提供が可能となっている。

同社はSX-SDMACとサイレックス製の802.11ac対応親機アクセスポイント「AP-500AC」や外付け子機ワイヤレスブリッジ「BR-310AC」を組み合わせることで、無線LANの接続品質を高め、製品開発にかかる期間を短縮できるとうたっている。

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