投球軌道をスマートフォンで記録できる投球練習ボール「Strike」
2016/12/09 10:30
投球軌道をスマートフォンで記録できる投球練習ボール「Strike」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
Strikeは、モーションセンサ(IMU)、ジャイロ、Bluetooth、充電池が埋め込まれた投球練習用のボール(硬球)。一振りするだけで起動し、投球軌道をスマートフォンのアプリに記録する。投球軌道は3Dで確認できる。
また、投球前に距離を設定しておくことで、球速の測定も可能。他には、ボールの回転、回転軸、内角/外角や高め/低めなどのストライクゾーン内での位置も知ることができる。
StrikeはUSBでの充電のほか、ワイヤレスでの充電が可能。1回の充電で48時間待機でき、12時間使用できる。また、防湿/耐泥仕様な上に、時速193kmの衝撃に耐えられる。
ボールとしての各仕様は、MLBの公式ボールと同じ。重量は141.75g、円周は22.86cm、表面の素材は牛革、縫い目の数は108ステッチだ。
Strikeは2017年2月4日までクラウドファンディングを実施。2016年12月9日時点では、目標額の2万5000ドル(約285万円)に対して、約6500ドル(約74万円)を集めている。
販売価格は99ドル(約1万1000円)。充電台、USB充電ケーブル、専用ポーチが付属する。出荷は2017年7月の予定だ。