お留守番のネコにスマホでエサやり——スマート給餌機「ネコメシフィーダー」
2016/12/15 08:00
スマートフォンから遠隔操作できるスマート給餌機「ネコメシフィーダー」が、kibidangoで出資募集中だ。
プロジェクトを開催しているのは、猫の殺処分ゼロを目指し、保護猫活動を推進しているネコリパブリック。今回のクラウドファンディングを通して猫が抱えている問題を提起し、支援金の一部を保護猫活動へと回すことで人もネコも幸せになる「ハッピーネコサイクル」を作りたいとしている。
ネコメシフィーダーの機能だが、専用スマートフォンアプリからWi-Fiを経由して接続することができる。専用アプリから一度の給餌量を10~100gまで10g刻みで設定することができる。本体にはカメラを内蔵しており、留守宅の猫の様子がリアルタイムで確認でき、MicroSDを挿入しておけば留守中に撮影できた珍しい動画や写真も保存できる。
また、マイクを搭載しているので、留守番中の猫に話しかけたり、鳴き声を聞くこともできる。
スマートフォンと連携させなくとも、一般的なオートペットフィーダーのように1日4回まで1分単位でタイマによる餌やりが可能だ。タイマ給餌時には、あらかじめ録音した飼い主の声などを同時に流すこともできる。
万一の停電や、猫がACアダプタを抜いてしまうことも想定し、緊急用の内蔵電池も併用した設計となっている。サイズは24.5×30×38cmで重量が2.13kg、餌ボックスの容量は4.3Lだ。
また、外箱のデザインも工夫されており、穴をあけて指を出せば、猫とモグラ叩きで遊べるようになっている。
プロジェクトは12月22日までで、目標額は222万円。12月14日時点で150万円以上の資金を集めている。
リワードは、ネコメシフィーダーの定価2万9800円を2万2222円で提供中だ。そのほか、ネコメシフィーダーの箱(新ネコもぐらたたきBOX)が2800円(いずれも送料、税込)や、ネコリパブリックでのイベントや野良猫支援などに貢献するさまざまなリワードが用意されている。ネコメシフィーダー1台あたり1000円が、保護猫のための支援金に充てられるという。