高解像度の情報をハンズフリーで表示——レンズを入れられるスマートグラス「b.g.」
2016/12/21 12:00
メガネ販売大手のメガネスーパーは、視覚拡張がキーコンセプトのメガネ型ウェアラブル端末「b.g.(ビージー)」の最新プロトタイプを発表した。
b.g.は、高解像度の情報をハンズフリーで表示できるスマートグラス。メガネスーパーは、医療での手術や診療のほか、コールセンターでの遠隔対応など、さまざまな用途へのb.g.の応用を見込んでいる。
このウェアラブル端末では、近視や乱視などで視力矯正が必要なユーザーでも使用できるように、レンズを入れられる専用のメガネフレームに高解像度のディスプレイを着脱する方式を採用。また、瞳の位置が人によって異なることを考慮し、ディスプレイ位置の調整を可能にした。
さらに、メインの入力デバイスがスマートフォンなので、すでにスマートフォンに備わっている機能の利用が可能。例えば、無線環境に左右されずに高解像度のデータをリアルタイムで表示したり、既存のアプリケーション開発環境を使用したりできる。
b.g.のディスプレイは1/2インチの有機ELで、解像度が1024×768ピクセル。バッテリーは専用ケースに収納され、ディスプレイとmicroHDMIで接続されている。