新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Google月面無人探査レースに参加の「HAKUTO」、打ち上げ日が決定

Googleがスポンサーを務める、賞金3000万ドルをかけた民間組織による月面無人探査コンテスト「Google Lunar XPRIZE」(GLXP)に、日本から唯一参加しているチーム「HAKUTO」の打ち上げ日が、2017年12月28日に決定した。

photo

GLXPは、月面に純民間開発の無人探査機を着陸させて、500m以上走行し、高解像度の動画や静止画データを地球に送信することが目標だ。1位のチームに賞金2000万ドル、2位のチームに500万ドルが与えられる。

HAKUTOについてはこれまで、モビリティサブシステム中間賞の受賞や、フライトモデルのデザイン決定など、その活動の進捗を紹介している。

photo

次の大きなマイルストンとして、レースを運営するXPIZE財団から2016年12月31日までに打ち上げ契約を承認される必要がある。HAKUTOは今回、GLXPに参加する唯一のインドチームである「TEAM INDUS(チームインダス)」との間で、チームインダスが開発する月面着陸船(ランダー)でHAKUTOのローバーを月面まで輸送する「相乗り契約」を締結したことを発表した。チームインダスは、打ち上げ契約をXPRIZE財団からすでに承認されており、今回の契約によりHAKUTOの打ち上げ契約もXPIZE財団に承認されることになる。

チームインダスは、民間資本で2017年末までに月に軟着陸できるランダーとローバーの開発を進めている。これまで、ランダーとカメラの技術力が評価され、中間賞のランディングとイメージング部門を受賞している。

photo HAKUTOのローバー(フライトモデル)
photo PSLVロケット

HAKUTOのローバーを搭載するランダーの打ち上げ予定日は2017年12月28日。インドのサティシュ・ダワン宇宙センターからPSLVロケットによって880×7万kmという地球を回る楕円軌道へと打ち上げられたのち、地球の重力圏を離脱する月への飛行(TLI:TransLunar Injection)を行う。TLI後、7日半をかけて月面から100kmまで接近する予定だ。着陸予定地は月の北緯35度25分、西経29度23分にある「雨の海」だ。

関連情報

今人気の記事はこちら

  1. 春から意識を下げていこう!新社会人を頭が悪い工作で応援してみた
  2. Raspberry PiやArduinoを採用、約9万円で入手可能な6軸ロボットアーム「Niryo One」
  3. ゲームをつくって楽しもう——高校生向けPython入門書「ゲームを作りながら楽しく学べるPythonプログラミング」発刊
  4. ROSでロボットを動かそう——「Raspberry Piで学ぶ ROSロボット入門」発刊
  5. 「志村!うしろ!」の後ろにいたデザイナー 山田満郎の「全員集合」舞台デザイン
  6. 炭素繊維の用途が広がるか——LLNL、炭素繊維を複雑な形状での3Dプリントに成功
  7. レーザー刻印機やCNC彫刻機に——1台3役の全金属製3Dプリンタ「Snapmaker」
  8. 世の中の偏差値を下げろ!「頭の悪いメカ発表会」
  9. コアラのマーチの絵柄を消すマシンを作る
  10. 独SIEMENSの産業用IoTゲートウェイ、Arduinoストアでも販売開始

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る