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IoTの原型“TRON”の生みの親、坂村教授が執筆した「オープンIoT—考え方と実践」発刊

パーソナルメディアは、IoTのパイオニアが先端技術の発想とその実際について語った書籍「オープンIoT—考え方と実践」を発刊した。

本書の編著者は東京大学大学院情報学環教授の坂村 健氏。IoTの原型となるオープンなコンピュータアーキテクチャ「TRONプロジェクト」を1984年に開始した人物だ。TRONは今でも、カメラ、モバイル端末、家電などの組み込みOSとして利用されている。

坂村氏は本書において、インターネットを介して、目的も問わずメーカーも問わず、機器同士がお互いに情報をやり取りできるという“オープン性”がIoTの本質だと主張。そして、オープンIoT実現のための哲学や考え方から説き起こし、フレームワークアーキテクチャからオープンIoTの具体的な実践までを解説する。

全7Chapter構成で、Chapter3とChapter4では、IoTのためのネットワーク技術やオープンデータ×オープンAPIなどを取り上げる。Chapter5以降は、IoT業界の最新動向、IoT住宅への応用、IoT時代の人材教育などについて語っている。

A5型判 並製で、全280ページ。販売価格は1500円(税抜)だ。

 

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