新しいものづくりがわかるメディア

RSS


3Dプリンタで陶芸を——造形物を陶窯で焼けるレジン「Ceramic Resin」

光造形3Dプリンタメーカーのformlabsは「CES 2017」にて、3Dプリンタで陶磁器が作れるレジン「Ceramic Resin」を発表した。

photo

Ceramic Resinは、formlabsの新たなプロダクトプラットフォーム「Form X」に含まれる光造形3Dプリンタ用のレジンだ。Ceramic Resinを使って造形した目的物を、UV硬化処理(ポストキュア)後に陶窯(とうよう)で焼くと、陶磁器を作ることができる。釉薬(ゆうやく)掛けして焼いた造形物は、一般の陶芸作品に比べても遜色ない仕上がりになるという。

photo

Ceramic Resinの焼成時間は10時間ほど。燃焼と焼結の2段階で焼成され、Ceramic Resin特有の温度調節が必要だ。また、造形物は焼くことによって13~21%収縮するので、モデリングの際にはあらかじめ収縮分を加味しておく必要がある。この収縮率は粘土から焼き物を作る場合と大差なく、3Dプリンタによる陶芸の弱点というわけではない。

photo

Ceramic Resinは現在も開発中だが、2017年の早い時期に利用可能になる見通し。なおformlabsは、同社のレジン製品群「Grey Resin」に全く新しい艶消し仕上げのレジンを加えることも発表している。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 3D CADを活用したものづくりの核心に迫る——「Fusion 360 Masters」発刊
  2. 回路の製作や実験に役立つ——「基本電子部品大事典」発刊
  3. 超お手軽?家庭用レーザーカッター「Smart Laser Mini」を組み立ててみた
  4. グラデ出力がきれい! 色表現豊かな3Dプリンター「ダヴィンチJr. 2.0 Mix」
  5. レーザー刻印にCNC彫刻、プロッターにもなる1台4役の3Dプリンター「MAG ICreatum」
  6. 社会に求められるファブ施設とは——ものづくりから始まるコミュニティの在り方
  7. テクノロジー好き必見!AI・IoTなど注目の先端技術を無料でリッチに学べる体験型展示——TEPIA 先端技術館
  8. かつてソニーもスタートアップだった——当時を知るエンジニアが見たものづくり精神
  9. 42個のキーを備え持ち運びに便利——Arduino互換のキーパッド「42-Digit SPI Keypad Matrix」
  10. 表情を変え、しゃべって歌う——等身大の美少女ロボット「足立レイ」制作計画

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る