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3Dプリンティングのワークフロー制御デバイス「RoboxRoot」と3Dプリンタ設置用のシェルフユニット「RoboxTree」

3Dプリンタ「Robox」の開発元であるC Enterpriseが、3Dプリンティングのワークフロー制御デバイス「RoboxRoot」と、3Dプリンタ設置用のシェルフユニット「RoboxTree」のプロジェクトをKickstarterで開始した。

Roboxは、以前fabcrossでも紹介したFFF(熱溶融積層)方式の3Dプリンタ。2013年にKickstarterのクラウドファンディングで、目標額の10万ポンド(約1400万円)に対して28万ポンド(約3900万円)の調達に成功した。RoboxRootとRoboxTreeは、このRoboxをより便利に使うための製品として開発された。

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RoboxRootは、Roboxをネットワーク化するRaspberry Piベースのユニット。最大9台のRoboxを接続し、有線/無線でコンピュータ、タブレット、スマートフォン、またはRoboxRoot用のタッチスクリーン式インターフェイス「RoboxMote」でコントロールできる。

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RoboxRootを使えば、複数台のRoboxを共有できる。それどころか、相互に協調させ複数のパーツを並行してプリントすることも可能だ。一方RoboxTreeは、Roboxを上下に重ねて設置スペースを節約するための棚で、3段のものと5段のものがある。

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RoboxRootとRoboxTreeのクラウドファンディングは2017年2月10日まで実施。1月13日時点では、目標額の1万ポンド(約140万円)に対して約9000ポンド(約125万円)を集めている

販売価格はRoboxRootが79ポンド(約1万1000円)で、RoboxRootとRoboxMoteのセットが129ポンド(約1万8000円)。出荷は2017年3月の予定で、日本への送料は30ポンド(約4200円)だ。また、RoboxTreeの価格は3段のものが175ポンド(約2万5000円)で、5段のものが219ポンド(約3万円)。こちらは日本への出荷には対応していない。

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