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アクリルやガラスにも印刷できる——素材対応力を追究したUV-LEDプリンタ「VersaUV LEF-200」

ローランド ディー.ジー.は、UV-LEDプリンタ「VersaUV LEFシリーズ」の新製品「LEF-200」を発表した。専用インクに新たにプライマー(下塗)インクが加わり、アクリルやガラスなどへの印刷もサポートしている。

UV-LEDプリンタは、UV(紫外線)照射で硬化するインク(UVインク)を使用することで、樹脂や特殊素材などに直接印刷できるプリンタ。LEF-200は、印刷対象物を本体内のテーブル上に設置して印刷するフラットベッドタイプで、高さ100mmまでの立体物にも印刷できる。

ABS、ポリカーボネートや熱可塑性ポリウレタン(TPU)、皮革などさまざまな素材への印刷が可能な専用インク「ECO-UVインク」に、新たにプライマーインクが加わった。インクの密着をサポートすることで、従来UVインクが定着しにくいとされていたアクリルやガラスなどへの印刷も可能となった。プライマーインクは上位機種VersaUV LEF-300にも対応している。

インクタイプには「CMYK+プライマー+ホワイト」、「CMYK+クリア+ホワイト」、「CMYK+ホワイト+ホワイト」の3種類を用意。プライマーの下塗りでCMYK、ホワイトの密着をサポートするほか、ホワイトインクは透明な素材や色の濃い素材の下地に使用して鮮やかさを高める。また、クリアインクは対象物に繊細なデザインを施したり、光沢/つや消し仕上げなどの表現ができる。

出力ソフトウェアは、出力データの処理能力と編集機能を強化した「Roland VersaWorks Dual」を標準装備。オリジナルグッズの製作でよく使われるホワイト版、クリア版、プライマー版の特色データを、同ソフト上だけで作成・編集可能だ。また、特定の印刷対象物を部分出力できる。

本体寸法は1202×962×549mmのデスクトップサイズながら、508×330mmの印刷範囲を確保している。

インターネット通販業者や小売業者など、オリジナルグッズや一点物のギフト品を製作する事業者などをターゲットとして想定。価格は本体が298万円(税抜)で、インクが各色9800円(税抜)。2月1日に販売開始予定だ。発売後1年間の販売目標を1000台(国内海外の合計台数)としている。

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