180度レンズ×4で全周4K撮影——双眼鏡型VRカメラ｢TwoEyes VR｣
2017/01/18 11:30
4K画質で3D／360度／VR撮影が可能な双眼鏡型VRカメラ｢TwoEyes VR｣がKickstarterに登場した。3Dビデオ、3D 180度VR、360度VR、3D 360度VRの撮影を1台でカバーする。
TwoEyes VRは、本体の表と裏に各一対の180度レンズを搭載し、その間隔は人の左右の目の間隔とほぼ同じ65mmとしている。これにより、実際に目で見たような再現性の高い360度画像が撮影できる。
撮影モードには、｢Single Eye mode｣と｢Two Eyes mode｣の2タイプがある。Single Eye modeは、カメラを垂直にした状態で撮影するモードで、左右どちらかの2つのレンズを使用し、一般的な360度カメラと同じ撮影ができる。Two Eyes modeはカメラを水平にした状態で撮影し、4つすべてのレンズを使用することで3D撮影が可能になる。内蔵するジャイロセンサが本体の傾きを検知し、TwoEyes VRを構えるだけで撮影モードを切り替えてくれる。
カメラの操作は、本体の2つのボタンかスマートフォンの専用アプリからできる。撮影後は、アプリで3D／360度／VR編集が可能だ。
TwoEyes VRは4Kプロセッサを搭載し、30fpsで3840×3840の4K動画撮影ができる。128GBのメモリとリチウムイオンバッテリを内蔵し、WiFiとBluetooth通信に対応する。本体サイズは98×35×40mmで、本体重量は200gだ。
色はブラックとホワイトを用意するが、アンケートをもとにクラウドファンド終了後にセレクションを増やすとしている。
TwoEyes VRは2月26日までクラウドファンディングを実施。1月18日時点で、目標額の4万ドル（約451万円）に対して、約3万1000ドル（約350万円）を集めている。
Kickstarterキャンペーン期間中の通常価格は239ドル（約2万7000円）で、今なら早期割引適用分が219ドル（約2万4700円）で入手できる。出荷は8月の予定で、日本への出荷は送料30ドル（約3380円）で対応する。
