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Autodesk、電子回路/プリント基板CAD「EAGLE 7.7」の改良版をリリース

Autodeskは、電子回路/プリント基板CAD「EAGLE 7.7」に新たに改良を加えた。EAGLEは、2016年6月にAutodeskが買収したCadSoft Computerの電子回路/プリント基板CAD。手軽に利用できるPCB CADとして日本でも人気がある。

主な改良点は、ルーティングエンジンの刷新、BGAファンアウト(配線引き出し)機能の搭載、モジュラーデザインブロックの採用の3つだ。

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刷新されたルーティングエンジンには、さまざまなルーティング機能に加え、トレースを整理するためのツール群、例えば自動ループ除去機能なども追加された。

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BGAファンアウト機能は高度なアルゴリズムを用い、今まで何時間もかかっていたBGAパッケージからのファンアウトを短時間で実行することを可能にしている。

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一方、新機能のモジュラーデザインブロックは、他のプロジェクトでの再利用を目的とした回路の部分的な複製を可能にした。たとえ変更を加えても、回路図とプリント基盤の同期は失われない。

EAGLEの使用料(税込)は、回路図シート99枚/信号2層/基盤領域160㎠の「EAGLE Standard」が1カ月で2160円、1年で1万6200円。回路図シート999枚/信号16層/基盤領域無制限の「EAGLE Premium」が1カ月で1万800円、1年で8万2080円。回路図シート2枚/信号2層/基盤領域80㎠までなら無料だ。

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