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完成後の「コレジャナイ感」をなくす——ARを使った3Dモデル事前確認サービス開始

3Dプリントサービスを運営するX人の株式会社は、ユーザーが専用アプリで3Dモデルのサイズ感や距離感をプリント前に確認できる無料サービスを開始した。

インテリアや建築、ジオラマ模型などを3Dプリンティングする際、3Dモデルの形状確認だけでは、全体のバランスやサイズ感などが直感的にわからない場合がある。同社はこのサービスにより、PCディスプレイだけでなく、AR環境でさまざまな視点でみることで、3Dモデルをプリントする前に周りの空間や装飾などに合わせて確認できるというメリットがあるとしている。メーカーなどの試作用途に加え、キャンペーンやイベントでのエンドユーザー向けコンテンツとして提供することもできる。

同社が提供する3Dプリントサービス「3Dayプリンター」の一環として、3Dデータ作成や3Dプリントの利用者に対して無料提供する。3Dデータ入稿後に同社がARマーカーを作成送付し、ユーザーは専用アプリをダウンロードの上、スマホやタブレットからARイメージとして確認できる。

本AR確認サービスが対応するデータは以下の通りだ:

  • 100MB/100万ポリゴン以下
  • ファイル形式:obj(カラー)、stl(無色)
  • カラーの場合、テクスチャーデータが必要(jpg形式など)

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