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久留米絣(かすり)をガラスに封入したプレート「飛白(ひはく)ガラス」

日本の伝統的な織物のひとつ、久留米絣(かすり)をガラスに封入したプレート「飛白ガラス(HIHAKU GLASS)」がKickstarterに登場した。

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美しい色合いと幾何学模様を特徴とする久留米絣、これをガラスに封じ込めることで、着物ではなく食器として日常的に楽しめるようにしたのが飛白ガラスだ。かすりは、絣とも飛白とも書く。

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久留米絣は伝統的な職人技により生産され、30以上の製造過程を経て作られる。最も特徴的なのが染色工程で、織る前に目的のデザインに基づいて個々の織り糸を部分的に染める。これを編み込むことで、特徴的な幾何学模様の生地ができる。染色は、乾燥した藍の葉を3カ月以上発酵させた藍染だ。

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デザインはBISYAMON(毘沙門)/AURORA(極光)/KIKKOU(亀甲)/ICHIMATSU(市松)から選べる。サイズはスモール160mmとラージ240mmの2タイプがある。食器洗い機、電子レンジ、直火での使用は不可。手作りのため、デザインや色、サイズ、重さなどに個体差があるという。開発元は、鑑賞用やデザート皿などの用途を推奨している。

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飛白ガラスは3月31日までクラウドファンディングを実施。2月21日時点で、目標額の5000ドル(約56万6000円)に対して約2100ドル(約23万8000円)以上を集めている。

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Kickstarter価格はいずれのデザインも、スモールサイズが78ドル(約8830円)、ラージサイズが108ドル(約1万2200円)。今なら早期割引適用価格で、それぞれ68ドル(約7700円)/98ドル(約1万1100円)で入手できる。出荷は2017年9月の予定で、日本国内の送料は6ドル(約679円)だ。

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