新しいものづくりがわかるメディア

RSS


電子回路をタトゥシールで実装——早稲田大学、皮膚に貼り付けられる超薄型デバイスシートを開発

早稲田大学の研究チームは、SBS熱可塑性エラストマフィルムを使った超薄型デバイスの製造方法を開発した。厚みは僅か750nmと極薄で、弾性と柔軟性は従来のポリマナノシートの50倍だという。

同チームの開発した方法では、電子回路を家庭用インクジェットプリンタで印刷し、チップやLEDなどの電子部品を2枚のエラストマフィルムの間にはさみ込んで固定する。接着や導電性接着剤を使わず、ハンダ付けも不要とすることで、極めて薄く、装着感に優れ、皮膚に貼付するのに十分な柔軟性を持つデバイスの製造を可能にした。

この技術を使って、人が装着するセンサデバイスとのインターフェースを電子タトゥのような形で実現することで、医療、ヘルスケア、スポーツなどの分野における機器の大幅な改善が期待される。

この研究は、「Journal of Materials Chemistry C」オンライン版に、2017年2月1日付けで掲載された。早稲田大学では今後、超高齢社会の到来を見据えた先端理工学とスポーツ科学の融合をテーマとする同学のアクティヴエイジング研究所にて、継続して研究するとしている。

fabcross for エンジニアより転載)

関連情報

今人気の記事はこちら

  1. 春から意識を下げていこう!新社会人を頭が悪い工作で応援してみた
  2. Raspberry PiやArduinoを採用、約9万円で入手可能な6軸ロボットアーム「Niryo One」
  3. ゲームをつくって楽しもう——高校生向けPython入門書「ゲームを作りながら楽しく学べるPythonプログラミング」発刊
  4. ROSでロボットを動かそう——「Raspberry Piで学ぶ ROSロボット入門」発刊
  5. 炭素繊維の用途が広がるか——LLNL、炭素繊維を複雑な形状での3Dプリントに成功
  6. 「志村!うしろ!」の後ろにいたデザイナー 山田満郎の「全員集合」舞台デザイン
  7. サイボーグ義足で東京パラリンピックは金メダルを! スポーツ工学を考慮したテクノロジーで世界最速ランナーの育成を目指す
  8. 世の中の偏差値を下げろ!「頭の悪いメカ発表会」
  9. コアラのマーチの絵柄を消すマシンを作る
  10. Raspberry PiやArduinoでGroveセンサが使える——Groveセンサキット「800-RPSET1_2」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る