スマートフォンと連携する家庭用水耕栽培システム「foop」に新ラインナップ登場
2017/03/14 10:00
アドトロンテクノロジーは、スマートフォンと連携して野菜を育てられる家庭用水耕栽培システム「foop」の新ラインナップを発表した。新しく加わったのは「foop Lite」、「foop Premium」、「foop Pro」の3モデルで、販売開始はfoop Liteが3月21日、foop Premiumが2017年夏、foop Proが2017年秋を予定している。
2016年4月に販売開始したfoopは、光の強さや二酸化炭素濃度、温度や湿度など野菜栽培の環境情報をセンサで感知し、LED照明やエアーポンプを自動調整する機能を備える。また、専用のスマホアプリから、育てる野菜に適した環境を簡単に設定したり、食べ頃など栽培状況のモニタリングも可能。25cm以下の葉物野菜を最大20株(間引き後:葉菜類12株、ハーブ系20株)育てることができる。
foop Liteはfoopの基本機能を継承しながら、価格を抑えたベーシックモデル。標準価格は3万8500円(税別)で、限定100台をキャンペーン価格3万2800円(税別)で、6カ月分の無料種子セットとともに提供する。
foop Premiumは側面パネルデザインに、職人によるハンドメイドの伝統工芸(漆/西陣織/鹿革)を採用したコラボモデル。
foop Proは、クラウドサービスAPIの提供や、ECHONET Liteへの対応、カメラ機能を搭載し自動的に成長記録動画を作成、ユーザーが全ての設定をコントロールできるなど、研究機関や企業向けのハイエンドモデルになる。
同時に、朝と夜の時間に合わせてLED照明の明るさを自動制御する「サンライズ・サンセット機能」、天気、外の温度、室温などを知らせてくれる「気温・天気レポート機能」、スマートフォンのロケーション情報をオンにすることで、地域や季節に応じた栽培のアドバイスを提供する「レシピアドバイス機能(近日予定)」、チャット形式によるガイドで栽培をサポートする「お客様サポート機能」、栽培データを共有することで栽培レシピを継続的に改良する「foop 間コラボレーション機能」、「foop 専用カメラフレームアプリ」の追加も発表された。