ニットアーティスト必携——編み物用多機能ブレスレット「TINK」
2017/03/30 15:30
編み物に役立つマルチツール機能を組み込んだブレスレット「TINK」がKickstarterに登場した。
TINKは、編み物に使う道具をまとめて持ち運べるマルチツール機能を備えたブレスレットだ。胴体部分は角形のアルミニウム板を繋ぎ合わせた形状で、マグネット式留め具を使っている。チェーン部分を加えた全長は最長で約23cmだ。
編み物用マルチツールとして、ブレスレットには編み針ゲージとして使用できる穴があいている。大きな穴の側面には糸切りを設けてあり、機内持ち込みもできるよう配慮している。
側面にはインチ/センチに対応した目盛りが付いているため、メジャーとして使え、15個のホルダには、段数マーカーや目数リングを取り付けられる。
ステンレス製F-5サイズ(3.75mm)のかぎ針やとじ針も付属し、収納スロットにマグネットで固定できる。さらにダイヤル式段数カウンタも付属している。
軽量化のためアルミニウムを採用し、全長15cm程度、重量70g程度で、加工にはCNCを用いている。
価格は150ドル(約1万6700円)。Kickstarterでは早期割引版として、約23%オフとなる115ドル(約1万2800円)で購入できるプランを用意している。アメリカ国外への発送には、送料15ドル(約1670円)が別途必要となる。
TINKは5月27日までKickstarterにてクラウドファンディング中だ。目標額は3万ドル(約334万円)。プロジェクトが順調に消化された場合、製品の出荷は2017年9月を予定している。