塗り絵感覚で作品づくり——教育用3Dプリントペン「Mini Zebra」
2017/04/03 11:30
教育用子供向け3Dプリントペン「Mini Zebra」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
Mini Zebraの使い方は簡単だ。付属の小冊子に立体作品のパーツが印刷されていて、作りたいパーツのイラストの上に透明プラスチック板を乗せる。その上から3Dペンで塗り絵のようにイラストをなぞるとパーツが出来上がる。そのパーツをプラスチック板から剥がして組み合わせると立体的な作品が完成するのだ。
Mini Zebraは安全性を重視し、二層構造で断熱する耐高温性設計。先端部の加熱ノズルを小さくし、熱くなるペン先に指が触れることなくしっかり握ることができる。対象年齢の制限はないが、14歳未満の子供は親や教師と一緒に使うことを推奨している。
Mini Zebraは2017年5月15日までクラウドファンディングを実施。4月2日時点で目標額の7500ドル(約84万円)に対して、約720ドル(約8万円)を集めている。
Mini Zebraの早期割引価格は39ドル(約4400円)。本体カラーはブルー、ピンク、イエローの3色が用意されている。パッケージにはMini Zebra本体のほか、8色のPLAフィラメント、透明プラスチック板、小冊子、ACアダプタが含まれる。出荷は2017年8月の予定で、日本への送料は30ドル(約3400円)だ。