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屋根の傾斜が簡単に出せる——マルチ角度定規「Roofus」

大工作業に必要なべベルゲージ、分度器、水準器、トライアングル定規などの機能を組み込んだマルチ角度定規「Roofus」がIndiegogoに登場した。屋根の垂木(たるき)のレイアウト向けのツールだ。

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傾斜面に定規を当て、本体のレベリング(気泡管)を合わせることで角度を測定できる。本体のピボットをゆるめれば定規を回転/スライドでき、ピボットを締めれば定規固定できる。

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垂木の鳥口や斜め継ぎなど、寄棟(よせむね)屋根のレイアウトと寸法出しをシンプル化し、作業効率を高めることができる。また、リアのスケールは、Hip-Valley(すみ垂木の勾配出し)用にキャリブレーションされている。

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本体がオレンジのポリカーボネート/ABS製の「スタンダードモデル」と、本体がアルマイト処理をした6061アルミニウム製で、数値などがレーザー刻印されている「プロモデル」を用意している。定規は301グレードのステンレス製だ。

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各モデルともメトリック(メートル)とUSスケール(インチ)が選択でき、メトリックは350mm、USスケールは14インチの定規がセットされる。

Roofusは、5月上旬までクラウドファンディングを実施。4月4日時点で、目標額の5万5000ドル(約608万円)に対して約3万ドル(約332万円)以上を集めている。

スタンダードモデルは65ドル(約7180円)、プロモデルは109ドル(約1万2000円)で、今ならそれぞれ早期割引価格49ドル(約5410円)/89ドル(約9830円)で入手できる。いずれも送料込みだ。2017年7月の出荷を予定しており、日本への出荷にも対応する。

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