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環境発電を使って無線センサーネットワークを構築——「電池レス無線マイコンEnOceanでセンサIoT製作入門」発刊

CQ出版は、環境発電を利用して電池なしで継続的に稼働する無線センサーネットワークの技術と構築方法について解説する「電池レス無線マイコンEnOceanでセンサIoT製作入門」を4月12日に発売する。

環境発電(エネルギー・ハーベスティング)は、光や振動、熱など、身の周りで発生する微弱なエネルギーを収穫して電力に変える技術のこと。本書は、環境発電を応用したセンサーネットワークを構築できるようになるまでの解説が記されている。

本書は「基礎編」と「実践編」で構成され、基礎編では電池が不要な無線通信技術「EnOcean」の解説に加え、ネットワーク構築時に利用するモジュールの紹介、EnOceanを支えるハードウェアとソフトウェアの詳細などを取り上げている。

実践編では、基礎編で紹介したモジュールを使ったデータ通信のやり方に加えて、ホーム・セキュリティ・システム、簡易気象観測ステーションなどの作り方を記している。

本書はB5判168ページ。CD-ROM 1枚付きで定価2160円(税込)だ。付属のCD-ROMにはEnOceanモジュール用のツールやサンプルプログラムなどが収録されている。

また、太陽光や照明光で動く温度センサーや通信モジュールがセットになった「[送/受信基板+解説書+CD]電池レス無線マイコンEnOcean IoT開発キット」も8640円(税込)で同日発売される。

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