新しいものづくりがわかるメディア

RSS


コンピューターを一から作ってみよう——クレジットカードサイズのハードウェア学習キット「HIDIOT」

クレジットカードサイズのハードウェア学習キット「HIDIOT」がKickstarterに登場した。

HIDIOT(Human Interface Device Input/Output Toolkit)は、クレジットカードサイズのコンピューターをチュートリアルに従って一から作る。初めてはんだ付けをする人向けに回路基板を特別に設計してあり、製作過程で電子工学の基礎、電子部品の働き、はんだ付けの方法などを学ぶ。ATtiny85マイクロコントローラーを使用しており、プログラミングはArduino IDE(統合開発環境)で行う。

photo

HIDIOTの対象年齢は11歳以上。チュートリアルでは部品の働きなどを初心者向けに分かりやすい文章で解説している。部品の取り付け方法もLEDや電解コンデンサーをスルーホールに差し込む向きを写真入りで説明しており、視覚的に理解できるよう工夫されている。

HIDIOTの特徴は、キットの完成が最終目的ではなく、完成したキットを使った電子工作ができるようチュートリアルを用意している点にある。出荷開始時にはUSBボリュームコントローラー、Raspberry Pi用シャットダウンキーなど計10の初心者向けチュートリアルが付属する予定だ。チュートリアル1つにつき課題を完成するまでにかかる時間は1時間ほどだ。今後12カ月かけてさらに10のチュートリアルを作る予定だという。

HIDIOTは低速USBデバイスとしても動作するので、キーボード、マウス、ジョイスティックなどのシミュレートも可能だ。また、5Vで動作するセンサー、モニター、電子部品であれば、既に持っている他のキットの部品を使うこともできる。

HIDIOTは、2017年5月14日までクラウドファンディングを実施。2017年4月14日時点で、既に目標額1500ポンド(約21万円)を上回る約1700ポンド(約23万円)を集めている。

HIDIOTのKickstarter版の価格は、15ポンド(約2100円)。出荷は2017年6月の予定で、送料は無料だ。オンラインワークショップ(英語のみ)1時間とHIDIOT2セットを含むパッケージもあり、75ポンド(約1万円)で購入できる。こちらの出荷も2017年6月だが、日本への送料は50ポンド(約7000円)だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. ビットを本体に格納できる——ペン型マルチ工具「ツールペン mininch」
  2. しくみデザイン 中村俊介——世界が追いつくまでに15年を要した未来の楽器「KAGURA」
  3. わずか159ドルのエントリーモデル——デルタ型3Dプリンター「Monoprice Mini Delta」
  4. 落合陽一が考える日本的美的感覚と身体性による新たな非言語的表現——ジャパニーズテクニウム(永田町)
  5. 即座に型取りして真空成型できる——慶應義塾大学、インタラクティブバキュームフォームシステム「ProtoMold(プロトモールド)」を開発
  6. ソーテック社、プログラム言語Pythonの学習書「詳細! Python 3 入門ノート」を発刊
  7. ソフトロボットへの応用も——印刷技術による薄く柔軟なモーターを開発
  8. コアラのマーチの絵柄を消すマシンを作る
  9. 3GだけでなくLoRaWANにも対応、位置情報がリアルタイムに分かるGPSトラッカー——ジーアイサプライ
  10. 超お手軽?家庭用レーザーカッター「Smart Laser Mini」を組み立ててみた

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る