3D CADを活用したものづくりの核心に迫る——「Fusion 360 Masters」発刊
2017/04/25 15:30
ソーテック社は、3D CADのアートワーク技法を紹介したオートデスク公認の「Fusion 360 Masters」を4月27日に刊行する。プロダクトデザイナー、メカニカルデザイナー、CGデザイナーなど日本を代表する17名の作品、インタビュー、制作過程などが掲載されている。
本書は、クラウドベースの3D CAD/CAM/CAEツールFusion 360ユーザーによる作品集であると共に、3Dソフトを活用するための概念も集約する。単にFusion 360の使い方を解説するのではなく、モデリングやレンダリングなどのアプローチを紹介し、クリエーターがどのように作品を完成させて行くのかが掲載されている。
ツールを使って1つのモデルを完成させるチュートリアルではないが、3Dソフト初心者にも興味が持てる内容になっており、中級者から上級者にとっては作品制作上のヒントが得られる内容が掲載されているという。
収録されている作品は、コンセプトカー、電動義手、スマートウォッチ、3Dプリントバイク、ガレージキット、ドローン、金属造形作品、モデルカー、オリジナルフィギュアなどだ。
本書はB5判320ページでオールカラー、価格は3800円(税別)だ。