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GMOグローバルサイン、IoTセキュリティサービス「マネージドPKI for IoT」を提供開始

電子認証サービスを展開するGMOグローバルサインは、IoT機器メーカー向けにクライアント証明書(IoTデバイス認証に必要な電子証明書)を高速大量発行可能なIoTセキュリティサービス「マネージドPKI for IoT」の提供を開始した。

マネージドPKI for IoTは、IoTデバイスの製造段階からクライアント証明書を高速かつ大量にインストール(配布)可能にするサービス。Public Key Infrastructure(公開鍵暗号基盤)技術を用いて、デバイス所有者の個人や組織の身元を証明するクライアント証明書の発行や管理をする。クライアント証明書によりアクセス元のデバイスの身元を確認できるため、IoTデバイスを狙ったサイバー攻撃を防ぐことが可能になる。

マネージドPKI for IoTで発行するクライアント証明書は、デバイスや用途に合わせて多様な証明書プロファイルを設定できる。最速で1秒当たり3000枚の証明書発行が可能だ。大量のID(アイデンティティー)情報処理を迅速に実行できるため、数百万のシリアルナンバーごとにIDを管理する必要があるIoT機器メーカーのニーズに対応する。

マネージドPKI for IoTでは、クライアント証明書の発行と管理を行う認証局として、Webブラウザやメールソフトにあらかじめ組み込まれている「パブリック認証局」に加え、独自の運用基準を設けて事業会社などが設立する「プライベート認証局」も選択可能だ。パブリック認証局を使用してインストールする証明書の有効期間は最長3年だが、プライベート認証局を使用して証明書をインストールしたIoTデバイスは最長40年間、証明書の入れ換えが不要になる。

GMOグローバルサインは、2017年5月10日(水)~5月12日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第8回クラウドコンピューティングEXPO春」にマネージドPKI for IoTの紹介ブースを出展する。

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