レーザー加工機を完全室内運用できる——小型集塵脱臭機「MIRUKU」
2017/05/16 18:00
オーレーザーは、従来よりも集塵脱臭能力を強化し、室外排気を不要にできるレーザー加工機用小型集塵脱臭機「MIRUKU(ミルク)」を6月19日に発売する。
同社によると、水と活性炭で集塵する従来の集塵脱臭機は室外排気が前提だったが、MIRUKUは室内で運用できるように内部フィルターの構成から新規に設計し、集塵能力と脱臭能力を強化した。
同社のレーザー加工機「HAJIME」であれば、排気用送風機がそのまま使用できる。HAJIME以外のレーザー加工機には送風機付のセットを利用し、付属のダクトホースを加工機の排気口のサイズに合わせる変換アダプタを用意すればよい。
また、初期集塵を担うプレフィルターと2次フィルターの価格を抑えているため、これらを定期的に交換して集塵性能を維持すれば、高価な活性炭フィルターとHEPAフィルターの寿命を延ばすことができるという。
外形寸法は330×330×560mm、重量22.8kg、動作時温度は13~35℃、保管時温度は5~45℃となっている。
HAJIME ユーザー向けMIRUKUはダクトホースが1本付いて14万8000円、一般ユーザー向け送風機付セットはダクトホースが2本付いて18万4000円だ。
消耗品の価格は、プレフィルター3980円、2次フィルター1万3800円、FINEフィルター1万9800円、活性炭フィルター1万9800円、HEPAフィルター2万6800円(価格はいずれも税別)となっている。