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GLM、旭化成と共同でコンセプトEV「AKXY」を発表——EVプラットフォーム事業を本格始動

GLMは旭化成と共同で、スポーツカーとSUVを融合した次世代クロスオーバー車のコンセプトカー「AKXY(アクシー)」を発表した。

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AKXYは、同社の量産スポーツEV「トミーカイラZZ」のプラットフォームなどを活用し、旭化成の最先端技術や自動車向けの部材、システムを採用/搭載したコンセプトカーだ。

無機質な印象をあたえる大胆な外観は、クーペスタイルで3人乗り。ボディサイズは全長4685mm、全幅1813mm、全高1562mm、モーター出力はトミーカイラZZと同じ最高出力225kW(305馬力)で、コンセプトカーながら実際に走行できるのが特徴だ。

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大きく開くガルウイングドアが目を引くボディやその内外装には、共同開発メーカーの旭化成が供給する自動車用部材である高機能樹脂やシート用人工皮革、合成ゴムなどを使用する。加えて、顔をカメラで撮影しながら心拍数を計測する非接触型の脈波検出技術や、室内の二酸化炭素濃度を感知するCO2センサー技術など、旭化成が将来的に自動車分野での利用を目指す最先端技術も搭載する。

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GLMは、モジュール化したプラットフォームや開発ノウハウ、さらに自動車関連企業などとの連携方法などを、国内外のEV事業への参入を希望する企業提供するプラットフォーム事業を今後本格始動するとしている。

今回発表したAKXYは、このプラットフォーム事業の一環として、旭化成が自社の製品や技術をアピールするコンセプトカーとして、共同開発したものとなる。

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