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3Dスキャンからデータ編集までカバー——構造化光3Dスキャナー「SCAN in a BOX」

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新製品 3Dスキャナ

システムクリエイトは、イタリアOpen Technologies製の構造化光3Dスキャナー「SCAN in a BOX」の販売開始を発表した。

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SCAN in a BOXは、10~2000mm角までの広範なワークサイズに対応する光学式3Dスキャナーだ。構造化ライトを採用し、カラースキャンも対応。1ショットあたりのスキャンスピードは約4秒と高速で、自動ターンテーブルを併用することで、より効率的な360度スキャンとデータのアラインメントが実現できる。

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専用ソフトウェアとして、制御/簡易データ処理ソフト「IDEA」を搭載し、複数のショットを正確にアラインメント(位置合わせ)する。IDEAは、ノイズ除去や穴埋めなど簡易的なデータ編集機能も備えており、造形/切削/解析/CADデータ化など、SCAN in a BOXで取得した3Dスキャンデータの活用まで一貫した処理が可能だ。

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IDEAは操作/マニュアルとも日本語に対応し、またSCパッケージに含まれている電話やメールによる技術サポート、有料の納品セットアップ/教育プランも用意されており、初心者でも安心して利用できるようバックアップするとしている。

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本体サイズは400×105×92mmで、重量は5.5kg、スキャンエリアは、100×80~500×400mm。OSはWindows 7/8/10(64bit)、出力ファイル形式はOBJ/STL/PLY/OFFをサポートする。

価格は、1年保証付きの本体が33万4600円、ソフトウェア一式がサポート込みで15万円。オプションで、自動ターンテーブルを12万4600円(価格はいずれも税別)で用意する。

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