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もう一杯いけるかな?——血中アルコール濃度を測定するウェアラブルデバイス「PROOF」

リアルタイムに血中アルコール濃度を計測してスマートフォン表示するウェアラブルデバイス「PROOF」が、Indiegogoにて出資を募っている。

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PROOFは、リストバンドにセットした酵素ベースのアルコールセンサーが、汗の中に含まれるエタノールを電気信号に変換することで、装着者の血中アルコール濃度を測定するウェアラブルデバイスだ。

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測定結果はiOS/Android OS対応の専用アプリにリアルタイムで送信され、グラフで確認できる。血中アルコール濃度が設定値に達すると、バイブレーターと内蔵LEDの点灯、アプリのアラート機能で通知してくれる。自分だけでなく、家族や友達といったグループを設定し、それぞれの飲酒量を管理/グループ間で共有もできる。

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測定に用いるアルコールセンサーユニットは、使い捨てのカートリッジ式を採用。カートリッジの寸法は15×14×4.3mmで、内部に酵素ベースのセンサーを搭載している。カバー部分にマグネットで固定されており、ユーザー自身が取り外して交換できる。カートリッジ1個につき、12時間までの連続使用が可能だ。もちろん、交換用カートリッジは別売でも用意する。

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バンド素材にはソフトシリコン、カバー部分にはアルミニウムを使用し、本体重量は20gと軽量だ。バッテリーにはリチウムイオンバッテリー(12mAh)を採用しており、4日程度の連続使用が可能。利用後はUSBチャージャー(5V)で充電できる。

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本体価格は149ドル(約1万6600円)。本体セットとしてカートリッジ×5、USBチャージャー等が付属する。Indiegogoでは、約60%オフの59ドル(約6590円)となるプランなどを提供している。日本への発送は、送料30ドル(約3350円)が必要だ。

PROOFはIndiegogoにて、6月24日までクラウドファンディング中だ。目標額2万5000ドル(約279万円)に対し、5月25日の時点で2万9000ドル(約324万円)以上を集めている。出荷は12月を予定している。

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