50ドルで買えて組み立て簡単——デスクトップにおける4軸ロボットアーム「eBOT ARM」
2017/06/07 08:00
デスクトップにおける4軸ロボットアーム「eBOT ARM」が、Kickstarterで出資を募っている。
eBOT ARMは、厚さ3mmのアクリル製ボディパーツをボルトとナットで固定するシンプルな構造のロボットアームだ。駆動部にはサーボモーター×4、アーム先端には110mmまで開くグリッパーを搭載する。本体サイズは約170×100×190mmだ。
eBOT ARM に接続できる8サーボコントローラーは32ビットCPUを搭載し、同時に8チャンネルの制御が可能。作動電圧は7.8Vで、基板サイズは約66×43×38mmだ。
eBOT ARM をマニュアルで制御するためには、8サーボコントローラーにノブコントローラーを接続し、搭載した6個のノブを回してeBOT ARMの動きをコントロールできる。ノブコントローラーの作動電圧は5Vで、基板サイズは約71×44×38mmだ。
eBOT ARMをプログラムで制御するためには、8サーボコントローラーにArduino互換ボードあるいはEinsboardコントローラーボードを接続する。Einsboardコントローラーボードは、ブートローダー(Optiboot)書き込み済みATmega328マイコンを搭載し、入力電圧は7~18Vで、基板サイズは約76×56×13mmだ。
また、無線制御を可能にするBluetoothモジュールもあり、通信はBluetooth 2.0をサポートする。作動電圧は3.3Vで、基板サイズは約28×13×8mmだ。
eBOT ARMは、7月3日までクラウドファンディングを実施。6月7日時点で、目標額5000ドル(約54万7000円)に対して1400ドル(約15万3000円)以上を集めている。
今ならeBOT ARM本体にBluetoothモジュール/8サーボコントローラー/ノブコントローラー/Einsboardコントローラーボードが付属した「エリートパッケージ」の早期割引適用分が、55ドル(約6020円)で入手できる。9月の出荷を予定しており、日本への送料は29ドル(約3170円)だ。