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自作ロボットと自然会話できる——ヤマハの自然応答技術を搭載した「HEARTalk UU-001」

ヤマハは、同社の自然応答技術「HEARTalk(ハートーク)」を採用した組み込みボード「HEARTalk UU-001(ハートーク ユーツー ゼロゼロワン)」を発表した。

ヤマハの独自技術「HEARTalk」

HEARTalk UU-001は、人の問いかけに自然に応答する機能を備えた、自作の工作機械やロボット用の組込みボードだ。HEARTalkは、人と機械の自然な会話を実現するために開発されたヤマハの独自の技術で、人の呼びかけ音声の音楽的要素をリアルタイムに解析し、自然な強さ/抑揚/間/高さの音声で返すことができる。

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音声入力は、ボード上に実装されているコンデンサマイクに向かって行い、音声出力は同梱のスピーカー(半田付けが必要)またはヘッドフォン端子からの出力に対応する。動作電圧は3.3~5.5 V、消費電流は50mA(typ)+スピーカー相当分で、USB miniB端子またはJST PHコネクタ(2ピン)から供給する。

また、制御用GPIOのスルーホールを備えているので、ArduinoやRaspberry PiなどのマイコンでHEARTalk UU-001を制御し、例えば発音の種類/タイミング/音量などをコントロールできる。加えて応答音声書換え機能を用意しており、PCとUSBで接続すれば応答用音声を好きな音声にWAVファイルで書き換えられる。

HEARTalk UU-001はスイッチサイエンスが販売し、同社のウェブショップから9180円(税込)で購入できる。

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