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スマートアグリ向けIoT環境モニタリングシステムに高精度防水温度センサーを追加

イーソルは、スマートアグリ市場向けの耐環境型IoT環境モニタリングシステム「eSOL AGRInk Server」シリーズのオプションとして、高精度防水温度センサーの提供を開始した。露地栽培の農作物などの生産環境モニタリングに適している。

同社のeSOL AGRInk Serverは、農業生産現場の環境データを計測する装置と、データを閲覧するアプリケーションで構成されるIoT環境モニタリングシステム。本体に温度、湿度、照度測定センサーが標準で内蔵され、さらに二酸化炭素濃度、pH/EC、土壌水分などを測定する無線/有線センサーを追加できる。水や埃、高温などの環境での使用を想定した防水/防塵設計で、電源のない屋外でもソーラーパネルを取り付けて利用できる。計測データは、インターネット接続ができれば専用アプリケーションでどこからでも閲覧できる。

今回の新製品は、シリコン樹脂でモールド加工を施した耐環境型の高精度防水温度センサー。分解能0.0078℃(16ビット)、精度±0.25℃で、NIST標準と同等性能の半導体センサーを採用し、高精度な温度計測ができる。調整や温度校正が不要で、購入後すぐに運用を開始できる。

使用範囲は-10〜+90℃、防水/防塵性能はIP68相当、動作電圧は2.7〜5.5V。屋外のピンポイントの地温/水温を計測できるため、露地栽培の農作物や、温度変化に敏感な農作物の生産環境モニタリングに適している。通信方式はI2C(Inter-Integrated Circuit)が採用されており、eSOL AGRInk Serverシリーズ以外の製品にも利用できる。

amazon.co.jpからも購入でき、販売価格は2万4000円(税込)+送料となっている。

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