ソフトバンク、ロボット開発企業Boston DynamicsとSchaftの買収に合意
2017/06/09 11:45
ソフトバンクグループは、Googleの持ち株会社Alphabetからロボット開発を手掛けるBoston Dynamicsを買収することで合意に至ったと発表した。取引の一環として、二足歩行ロボットを開発する東京大学発のベンチャー企業Schaftも買収する。
Boston Dynamicsは、BigDog、Atlas、Spot、Handleなどのロボットを開発してきた。同社はソフトバンクグループの子会社によって買収される。創業者でCEO(最高経営責任者)のMarc Raibert氏は、「高度なロボットが活躍できる領域を広げ、よりスマートでよりつながったネットワーク社会において有用な活用方法を創造することを使命として、ソフトバンクと協力していきたい」とコメントしている。
Schaftは東京大学の情報システム工学研究室出身の中西雄飛氏、浦田順一氏、鈴木稔人氏、西脇光一氏によって設立された企業。産業やサービス提供の分野において活躍できるヒューマノイド型二足歩行ロボットの開発を目指している。
なお、買収金額などの取引条件の詳細については非公表となっている。