日本ロレアルがDMM.make AKIBAとスポンサー契約——IoT美容の製品開発を促進
2017/06/28 12:00
日本ロレアルは、同社のリサーチ&イノベーションセンターがデジタルおよびIoT分野の製品開発を促進するため、DMM.make AKIBAとスポンサー契約を2016年12月に締結したことを発表した。
同社では、スポンサー契約に基づきDMM.make AKIBAに研究員を1名派遣して研究用機器やデジタル技術を応用した美容機器などの開発などに着手しており、これまでに消費者の日常生活や行動の中でマスカラ製品などの機能を測定する眼鏡型測定機器のプロトタイプを3カ月で完成するなどの成果を挙げている。今後、DMM.make AKIBAへ派遣する社員も増員する予定だ。
さらに、今後の製品開発への活用や次世代理系女子、若手エンジニア育成を目的としたビューティーハッカソン「Beauty×IoT Hackathon」を8月に実施する。テーマは「化粧品を通じて得る経験、感覚、効能効果を、IoTを活用して楽しく評価し、共有する手法を提案する」ことで、日程は3日間(8月19日:アイデアソン、8月26日:アイデアを具現化するハッカソン、8月27日:プレゼンと審査発表)、場所はDMM.make AKIBA Baseだ。優勝チームには、日本ロレアルより賞金30万円とDMM.makeAKIBAよりプロトタイプ改良券が贈呈される。
応募資格は20歳以上で、応募は専用サイトにて6月30日~7月31日の期間受け付ける。