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子供たちに最先端の学びを——森ビルとMIT Media Labが連携し「MIRAI SUMMER CAMP 2017」を開催

森ビルはMIT Media Labと連携し、子供たちに最先端の学びの機会を提供するキッズワークショップ「MIRAI SUMMER CAMP 2017」を7月27日(木)〜8月27日(日)の32日間、六本木ヒルズで開催する。未来の都市の担い手となる子供の可能性を拓くことを目指し、MIT Media Labをはじめ、さまざまな企業や研究機関の協力により実施される。

同プログラムは、森ビルとMIT Media Labが未来の都市のあり方の共同研究をはじめたことをきっかけに、2015年にスタートしている。今年は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の各領域に力を入れる教育方針である「STEAM」を軸として、2020年から小学校で必修化されると発表され関心が高まっているプログラミングや、バイオ、アートなどを中心に、昨年の約1.5倍となる16種66講座を開催する。

プログラミング分野の講座では、MIT Media LabのLifelong Kindergartenグループが開発した、子供向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を使ったプログラミング講座が、同グループの開発チームのメンバーも参加して行われる。

また、同グループとレゴによる、プログラミング教材「WeDo 2.0」を利用してレゴブロックを動かす講座や、ソニー・グローバルエデュケーションによる、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV」でロボットを動かす講座が新たに実施される。

さらに新講座としては、東京大学発ベンチャーのAgICの技術を、東京藝術大学の八木澤優記氏がプロデュースした、紙に印刷された電気が流れる線路の上を紙の電車が走る新感覚のペーパークラフトキット「かみてつ」で街を作る講座も開催される。

その他、Xiborgが主催する、足のメカニズムを理解しながら競技用義足を体験する講座や、京都大学 iPS細胞研究所によるiPS細胞について学ぶ講座、六本木ヒルズの各所にあるパブリックアートを森美術館スタッフとともに鑑賞する講座など、ユニークな講座が用意されている。

参加費は無料(一部有料)。申し込みはキッズワークショップ公式ウェブサイトから。

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