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IoTデバイスの異常をリアルタイム検知できる——アクロクエスト、時系列異常検知サービス「Torrentio Flow」提供開始

アクロクエストテクノロジーは、IoTプラットフォーム「SORACOM」と連携してIoTデバイスの動作不良や不正通信などの異常をリアルタイムで検知するクラウドサービス「Torrentio Flow(トレンティオ・フロー)」を発表した。

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Torrentio Flowは、IoTデバイスが送受信するパケットに対してさまざまな処理ができるSORACOMのサービス「SORACOM Junction」と連携し、IoT通信の時系列データから、外れ値や異常周期などの複数の異常状態を自動識別/問題検出することができるサービスだ。機械学習エンジンにElasticのMachine Learning機能を利用し、異常検出を行っている。

Torrentio Flowは、データ通信SIM「SORACOM Air for セルラー」用のSIMを挿すだけで利用でき、既に利用中のユーザーであれば、特別のハードウェアやソフトウェアを追加することなく、デバイス障害や通信異常の検知、セキュリティ脅威などへの対策ができるようになる。

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同社によればTorrentio Flowにより、デバイス故障やネットワーク異常による通信の不安定化/データ取得異常の防止、設定ミスや不正なエッジ処理が原因の不審な挙動をするデバイスの発見、デバイス乗っ取りやDDoS攻撃の踏み台目的のデバイスのマルウェア感染や異常なパケット量増加などが発見できるという。

利用料金は、1デバイス(SIM)あたり3円/日、1リクエスト(パケット転送)あたり0.010円となり、別途SORACOM Junctionの契約が必要だ。申し込みからサービス開始までは1週間程度で、30日間は無償トライアル期間となる。 なお、SORACOMの「日本向けAir SIM」のみ対応するが、今後「グローバル向けAir SIM」などにも順次対応するとしている。

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