新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Raspberry Piで地震を検知——ホーム地震計「Raspberry Shake 4D」

Raspberry Piベースのホーム地震計「Raspberry Shake 4D」がKickstarterに登場し、注目を集めている。

photo

Raspberry Shake 4Dは、英Raspberry Pi財団の創設者エベン・アプトン氏が2016年12月に来日した際の講演で、「地震研究に使われる高価な地震計の替わりとなる99ドルで実用的な地震計」として紹介された「Raspberry Shake」の後継プロジェクトだ。Raspberry Shakeは2016年7月にクラウドファンディングが行われ、目標額の14倍を調達する大成功を納めている。

photo

Raspberry Shakeは、専用の受振器(Geophone)を使い、半径30km以内のマグニチュード2以上、100km以内のマグニチュード4以上の揺れを捉えることができる。 今回登場したRaspberry Shake 4Dでは、Geophoneに加えMEMS加速度センサー×3を追加した4chの入力で測定範囲を拡げるとともに、揺れを3次元で計測することができるようになった。計測精度についても、数千ドルの地震計に匹敵するとしている。

photo

計測したデータはパソコンのブラウザやAndroid端末で閲覧できる。また、「Raspberry Shake Community」サーバーにも送信されるので、世界各地の観測データと比較し、地震の規模や震源を可視化することもできる。

photo

Raspberry Shake 4DのRaspberry Piなしの基板キット価格は264ドル(約2万9700円 )、Raspberry Pi付きキットは349ドル(約3万9300円)。屋外設置用にIP66仕様の全天候エンクロージャーが249ドル(約2万8000円)で用意されている。また、Raspberry Shakeからのアップグレードも189ドル(約2万1300円)で可能だ。いずれも出荷は10月の予定で、日本への送料は25ドル(約2810円)だ。

photo

Raspberry Shake 4Dは8月17日までクラウドファンディングを実施するが、7月18日時点で目標の7000ドル(約78万8000円)を大きく上回る約5万ドル(約563万円)以上を集めている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 伝説の名機を小型化して技術情報公開を目指すオープンソースシンセサイザー「Profree-4」
  2. 一畳半からの製造販売——フィラメント職人Nature3Dの生存戦略
  3. イグアス、「3Dプリンター向け 仕上げ加工ツール」のオンライン販売開始
  4. ラズパイとの違いは? 初心者向けArduinoの使い方とオススメキット
  5. キースイッチを完全自作——3Dプリンターで作るメカニカルキースイッチ「Void Switch」
  6. SHINING 3D、青色レーザーハンディー3Dスキャナー「FreeScan UE Pro」を発表
  7. 6時間以上、最長900km飛行可能な油圧駆動式の重量物運搬ドローン「Flowcopter」
  8. 第1回 ラズパイってなんですか
  9. 第4回 ラズパイを使う準備って何をしたらいいですか
  10. ガラスやアクリルのような透明感を表現——3Dプリンター用クリアインク「MH-110PCL」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る