アナログレコードを始めよう——手軽に持ち運べるターンテーブルキット「Spinbox」
2017/07/20 17:30
アナログレコードが再生できるターンテーブルキット「Spinbox」が、Kickstarterに登場し、注目を集めている。
Spinboxのパッケージにはターンテーブルに加えスリップマット、電源回路やスピーカー、組み立て用ドライバーなど一式が含まれており、箱を開けて説明書通りに組み立てるだけで使用可能だ。しっかりとした外箱は収納ケースを兼ねており、Spinboxをそのまま持ち運べる。
本体サイズは327×270×95mmで、外箱収納時はA4サイズ程度の大きさとなる。 筐体部分には撥水性を備えた厚紙を採用し、本体重量を約1200gに抑えながらも、スクラッチなどハードなDJプレイも可能な強度を確保しているという。ただし、LP盤など17cmシングルより大きいレコードはターンテーブルからはみ出た状態になる。
レコードの対応回転数は33/45/78RPMで、トーンアームリフターも用意されている。電源はmicro-USBから取得可能で、 LINE IN/LINE OUT端子(3.5mmミニジャック)によりヘッドホンや外部スピーカーに出力したり、外部音源を再生するスピーカーとしても利用できる。
予定販売価格は129ドル(約1万4500円)で、筐体のカラーは3タイプを用意する。Kickstarterでは、99ドル(約1万1100円)で購入できるプランを提供しており、日本への送料は22ドル(約2240円)だ。
Spinboxは、Kickstarterにて9月1日までクラウドファンディング中だ。目標金額3万ドル(約337万円)に対し、7月20日の時点で8万ドル(898万円)以上を集めてプロジェクトを達成している。製品出荷は11月の予定だ。