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3Dプリント作品で応募——最優秀賞には10万円、「ファブ3Dコンテスト2017」開催

慶應義塾大学ファブ地球社会コンソーシアムが、新しい広がりを持つ3Dプリンターやデジタル工作機械など新しい技術の利用・活用法と、それを担う人材を発掘するためのコンテスト「ファブ3Dコンテスト2017」を開催する。

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ファブ3Dコンテストは今年で2回目、昨年度は全カテゴリーで合計74名の作品が集まった。今年はどんな年齢の人でも参加できるよう、2つの部門(プロジェクトの部、作品の部)のなかに以下の5つのカテゴリーを設け、分野横断的に作品を募集する:

  1. 「夏休み自由研究」/テーマ:観察と制作/対象:小学生
  2. 「暮らしの自由研究」/テーマ:暮らし生活・改善/対象:家族
  3. 「FAB甲子園」/テーマ:未来の楽器/対象: 中高生
  4. 「エンターテイメント部門」/テーマ:笑(わら)ファブ/対象:クリエイター
  5. 「デザインエンジニアリング部門」/テーマ:3Dプリントエッグドロップパッケージ/対象:ものづくりプロ・セミプロ

全カテゴリーとも、3Dプリンターなどのデジタル工作機器を活用したもの(機種、メーカー、材料等は不問)であること、発表済作品でも構わないが受賞歴の無い作品であること、慶應義塾大学で運用している制作日誌共有システム Fabbleを使って、作品自体やその作り方、3Dデータ、 写真、映像などの「レシピ」を公開することなどが応募条件だ。

応募期間は8月1日~10月10日で、2次審査は11月23日に六本木ミッドタウンで行われる予定だ。

全カテゴリーで最も優れた作品には最優秀賞として10万円と副賞が、各カテゴリーで最も優れた作品には優秀賞として賞金5万円と副賞が、各カテゴリーで魅力ある作品各1点に特別賞として1万円と副賞がそれぞれ贈られる予定だ。

また同コンソーシアムでは、ポスター掲示およびチラシ配布でコンテストを応援してくれるfab施設も募集している。

ファブ3Dコンテスト2016最優秀作品「Reacushion(リアクッション)」

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