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京都にて量産化を支援する試作ファンド設立——初投資先はMIT傘下の米ベンチャー企業

Darma Tech Labsが運営するMakers Boot Camp(MBC)は、ジェネラルパートナー(GP)として管理するファンド「MBC Shisaku 1号投資事業有限責任組合」を組成することを発表した。同時にDMG森精機がリミテッド・パートナー(LP)として出資する。

同ファンドは2017年3月にMBCがGP、京都銀行がアンカーLPとして設立することを発表したもので、国内外のIoTスタートアップの試作支援および投資によって、日本のものづくりを世界に広める役割を担うとしている。

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また、同ファンドの初の投資案件として、米Boston Biomotion(BB)に出資することも決定した。

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BBは、ハードウェアとソフトウェアの両面からプロスポーツ選手のリハビリやトレーニングを支援するソリューションの提供を行うベンチャー企業で、米マサチューセッツ工科大学(MIT)がBBの株式を保有している。当出資によりMBCの人材やノウハウを活用し、さらに京都試作ネットと協力して、BBが提供するハードウェアの試作や量産を推進する計画だ。

MBCは今年中に20億円の資金調達を達成し、金融機関や各分野の事業会社との連携を強化することで京都をものづくり/IoTスタートアップの都にすることを目指すとしている。

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