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Autodesk Fusion 360に最適——3Dプリント/3D CAD制作向けPC3機種を発売

パソコン工房グッドウィルを運営するユニットコムは、「iiyama PC」ブランドのクリエイター向けパソコン「SENSE∞(センス インフィニティ)」より、3Dプリント/3D CAD制作ソフト(Autodesk Fusion 360)向けデスクトップパソコン3機種の販売を開始した。

Autodesk Fusion 360(以下Fusion 360)は、3Dプリンター向けの3Dデータを作成するのに適した3D CADソフトウェアの1つで、クラウドベースで作業でき、30日間の無償体験版や、学生/教員向けの無償利用も用意されている。

今回ユニットコムでは、ものづくりプラットフォーム「rinkak」の運営などを手がけるカブクの協力を得て、Fusion 360の利用に最適なパソコンはどのようなスペックかを、さまざまな視点から検証し、製品化した。このパソコンでデータを作りrinkakのサービスを利用すれば、3Dプリンターがなくてもデータをアップロードして3Dプリントされた製品を手にすることができる。

SENSE-MA25-i3-HNS [Drafter 3D CAD]

ラインアップされている3機種のうち、エントリーモデルの「SENSE-MA25-i3-HNS [Drafter 3D CAD]」は、プロセッサーにインテルCore i3-7100、グラフィックにインテル HD Graphics 630、DDR4-2400メモリー4GB×2を搭載。3DイメージのレンダリングといったCPUを使う作業はFusion 360のクラウドサーバーに任せるなど、コストを抑えたモデルとなっている。販売価格は8万978円~(税込)だ。

SENSE-MA25-i5-LNS [Drafter 3D CAD]

ミドルモデルの「SENSE-MA25-i5-LNS [Drafter 3D CAD]」は、作り込みや、取り込みメッシュデータの追加、フィギュア制作など、より本格的に3D制作に取り組みたいユーザー向け。プロセッサーにはインテルCore i5-7500、グラフィックにNVIDIA GeForce GTX 1050 2GB GDDR5、DDR4-2400メモリー8GB×2を搭載している。販売価格は11万5538円~(税込)だ。

SENSE-RA27-i7-RNS [Drafter 3D CAD]

ハイスペックモデルの「SENSE-RA27-i7-RNS [Drafter 3D CAD]」は、グラフィックにビデオメモリーを6GB搭載したNVIDIA GeForce GTX 1060を搭載し、ビデオメモリーを大量に消費するFusion 360に最適となっている。プロセッサーには4コア8スレッド処理のインテルCore i7-7700を搭載し、コア数が効くシミュレーションやレンダリングも高速に実行できる。メモリーはDDR4-2400 8GB×2を搭載する。販売価格は15万8738円~(税込)だ。

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