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ARアプリで家具のレイアウトが確認できる——スマートメジャー「Cubit」

スマートメジャー「Cubit」がIndiegogoにて出資を募っている。

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Cubitには2種類のセンサー(レーザーセンサー、ホイールセンサー)を使用するスマートメジャーだ。レーザーセンサーは、壁や床、シンクや浴槽など、規則的な形状の垂直/水平方向を正確に計測できる。最大100フィート(約30.4m)まで測定可能で、誤差は30フィート(約9.1m)ごとに1/8インチ(3mm)程度だ。

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加えて、ソファや椅子、彫刻など、不規則な形状の表面を測定するために、ゴム製のホイールセンサーを搭載。測定面の反対側にもゴム製のトラックボールを搭載し、2点で支えて計測することで、安定性と精度の向上につなげている。

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Cubitの最大の特徴は、専用アプリ(Android/iOS対応)上で、採寸した家具などをARイメージを使ってレイアウトできることだ。家具の写真を撮影して寸法データと統合し、AR空間上で並べ替えての模様替えや、絵画や写真のレイアウトが可能だ。また、写真フレームの垂下点を計算し、実際に釘を打つ位置を事前に決めることができる。ソファ、テーブル、装飾品、植物なども正確な寸法を測定し、アプリ内でドラッグアンドドロップすることで、実際に家具を動かすことなく様々なレイアウトを試せる。

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本体寸法は約98.4×38.1×92mm、重量は約113g。バッテリーの寿命はレーザー測定時で3000回程度、充電はMicroUSB端子で可能だ。

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予定販売価格は99ドル(約1万1000円)で、Cubit本体に加えて充電用ケーブルが付属する。Indiegogoでは49ドル(約5450円)で購入できるプランを提供しており、日本への送料は無料だ。

Cubitは、Indiegogoにて9月26日までクラウドファンディング中だ。目標金額は3万ドル(約334万円)で、製品出荷は11月の予定だ。

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