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Intel、超小型モジュール「Curie」および開発ボード「Arduino 101」の生産終了を発表

Intelは、ウェアラブルデバイス向けに開発した超小型モジュール「Curie」およびCurieモジュールを搭載した開発ボード「Arduino 101」の生産終了を発表した。

同社が2017年7月17日に公開したPCN(Product Change Notification)115578-00によると、Curieモジュールは、最終注文受付日2018年1月17日、最終出荷日2018年7月17日というスケジュールで生産および販売を終了する。

同じく7月17日公開のPCN115582-00によると、Curieモジュール搭載のArduino 101は同モジュールより早く終了となり、最終注文受付日は2017年9月17日、最終出荷日は2017年12月17日と記載されている。Intelは、Arduino 101を今後も市場に供給するため、他の製造業者に積極的に働きかけているとしている。

Intel PCN115582-00 Arduino 101 End of Life

Arduino 101用ソフトウェアおよびその他のCurieベース開発ボード用ソフトウェアに対するサポートは、「Arduino IDE」を通じて続けるとのことだ。ただし、今後、「Intel Curie Open Developer Kit (ODK)」(Intel Curieオープン開発キット)の新たなリリース予定はないという。

現在、Curieモジュール関連製品に対しコミュニティ・フォーラムを通じて提供しているサポートは2017年9月15日までとなり、その後は閲覧のみ可能なオンラインリソースとして2020年6月15日まで提供する。オープンソースライセンスのもと公開されたファイルは、ソースコードおよびバイナリー共にGitHub上で今後も継続して入手可能だ。

Intelは、先月にもIoT関連製品群の生産中止を発表したばかりだ。「IoT関連部門の人員整理を予定」との報道も今月頭にあり、今後の動きが注目される。

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