新しいものづくりがわかるメディア

RSS


手軽に使えるLiDAR——21×25mmの小型測距センサー「tinyLiDAR」

測距センサー「tinyLiDAR」がIndiegogoにて出資を募っている。

photo

LiDARは、近年自動運転など自動車用のアプリケーションが増え、注目を集めている測距センサーだ。赤外線レーザー光を発射して対象物からの反射波を検知し、レーダーのように距離を測定することができるが、makerがホビーユースに使うには複雑な制御が必要でオーバースペックなものが多い。tinyLiDARは、本体サイズ21×25mm、重量1.5gと小型/軽量で、高精度な測距は不要だがLiDARを使ってみたい、あるいは近接センサーとして使ってみたい、という目的にぴったりなデバイスだ。

photo

基板上にSTマイクロのレーザー測距センサー「VL53L0X」と32bitマイコンを実装し、VL53L0Xのコントロールに必要なアルゴリズムはすべてカスタムファームウェアに組み込み済、デバイス上で処理を完結させている。VL53L0Xは内部で距離を計算して物理量として取り出すことができるため、例えばArduino Unoで利用する場合にも、Arduino側の演算パワーに依存することなく、I2C通信経由で簡単にデータを取得することができる。

最大測定距離は2メートルまでで、モードにより異なる。測定モードは以下の4種類がプリセットとして用意されており、コマンドで切替え可能だ(モード名/最大測定距離/サンプリング時間):

  • ロングレンジモード/2m/33ms
  • ハイスピードモード/1.2m/20ms
  • 高精細モード/1.2m/200ms tiny
  • LiDARモード/2m/20ms

予定販売価格は24.95ドル(約2780円)。Indiegogoでは15ドル(約1670円)で購入できるプランを提供しており、5ドル(約557円)の追加送料で日本への発送にも対応するとしている。

tinyLiDARは、Indiegogoにて9月21日までクラウドファンディング中だ。目標金額3000ドル(約33万4000円)に対し、7月27日の時点で6000ドル(約66万8000円)以上を集め、プロジェクト達成している。製品出荷は10月の予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. ケイ砂の蓄熱を利用——再生可能エネルギーを安価に保存するシステムを開発中
  2. 1台3役の3Dプリンター「Snapmaker 2.0」の新モデルが登場——静音性と高速性を向上
  3. スキャン精度0.1mm、フレームレート10fpsに向上——ハンディー3Dスキャナー「Revopoint POP 2」
  4. ケイ砂の蓄熱を利用——再生可能エネルギーを安価に保存するシステムを開発中
  5. 電力不要で海水を淡水化——EU主導で進行中の海水淡水化プロジェクト
  6. 真珠層にインスパイアされた「割れない」ガラスを開発——ガラスとアクリル樹脂を組み合わせた複合材料
  7. 趣味から仕事まで使える!Raspberry Pi(ラズパイ)の使い方とオススメキット
  8. Dr.片山の100均ロボット研究室 右手っぽく握ったり開いたりするロボットハンド
  9. 真珠層にインスパイアされた「割れない」ガラスを開発——ガラスとアクリル樹脂を組み合わせた複合材料
  10. AIマシンビジョンにも3Dプリントにも使えるデスクトップ4軸ロボットアーム「HUENIT」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る