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自分の車をコネクティッドカーにしよう——自動車用IoTプラットフォーム「AutoPi」

自動車用IoTプラットフォーム「AutoPi」がKickstarterに登場し出資を募っている。

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AutoPiは、「AutoPi Dongle」を車のOBD2ポートに接続し、4G LTEまたはWi-Fi経由で「AutoPi Cloud」から双方向制御が可能なIoTプラットフォームだ。

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AutoPi Dongleは、Raspberry Pi Zero Wをメインに、8GB MicroSDカード、4G LTE対応モデム、GPSモジュール、3軸加速度計、スピーカーを搭載する。USBポート×2、Mini HDMIポート、GPIOピン、Wi-Fi 2.4GHz 802.11n、Bluetooth 4.1/BLEなど、Raspberry Piがサポートする入出力はすべて利用できる。

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AutoPi Dongleのサイズは90×25×45mmで、接続する車両側の仕様は、16ピンのOBD2コネクタ(J1962)経由で、CAN/KWP2000/ISO9141-2/J1850/J1939などをサポートするとしている。

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AutoPi Cloudからは、各種データの表示が可能なダッシュボードのカスタマイズや、ライブラリーからアドオンのインストールができる。また、取得したデータをトリガとしたスクリプトプログラミングや、Pythonでカスタムコードの作成ができる。

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もしRaspberry Pi Zeroでは力不足な場合、キャンペーン終了後に用意される小型HATアダプター「AutoPi Rasperry Pi 3 Adapter board」を別途購入すれば、AutoPi DongleをRaspberry Pi 3に接続して使うことも可能だ。

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AutoPiは、今なら数量限定で30%オフの早期割引適用分が1615デンマーククローネ(約2万8300円)で入手できる。組み立て済みのAutoPi Dongleの他、固定用ストラップとOBD延長ケーブルが付属する。2018年3月の出荷を予定しており、日本への送料は90デンマーククローネ(約1580円)だ。

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AutoPiは、10月2日までクラウドファンディングを実施中。9月5日時点で、47万5000デンマーククローネ(約831万円)の目標額に対し約16万デンマーククローネ(約280万円)を集めている。

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