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3Dプリンター用フィラメントの自作やリサイクルができる「DNA Extruder」

3Dプリンター用フィラメントを自作したりリサイクルしたりできる「DNA Extruder」がKickstarterで出資を募っている。

DNA Extruder

DNA Extruderは、プラスチックペレット(粒状の素材)を投入しスクリューで押し出して1.75mm径フィラメントを生成するエクストルーダー(押出機)。最高250℃まで加熱できるヒーターで素材を加熱して溶解し、クロムモリブデン合金製のスクリューが時速1kgで押し出し成形する。同クラスのエクストルーダーと比較すると、押し出し速度は2倍以上速いという。

DNA Extruder

DNA Extruderがフィラメントに加工できる素材は、ABS、PLA、HIPS(耐衝撃ポリスチレン)、PC(ポリカーボネート)およびPP(ポリプロピレン)。市販のABSペレットからABSフィラメントを作った場合、開発元の試算によれば、フィラメントを購入する場合に比べてコストは半分以下になるとのことだ。

DNA Extruder

DNA Extruderを使い、不要になった3D造形物をリサイクルしてフィラメントを作ることも可能。3D造形物を断面が6.5×15mm以下の短冊状に切断してDNA Extruderのホッパーに投入すれば、内部でさらに細断し溶解してフィラメントを押し出し成形する。開発元は、キッチン用ミキサーで細断したものでも投入可能だとしている。

DNA Extruderの本体サイズ(最大)は413.47×119×208.5mm、重量は4.7kg。電源電圧は110/220Vで、消費電力は600Wだ。ペレットを投入するホッパーの容量は1.3リットル。成形されるフィラメント径の公差は±0.05mmだ。

DNA Extruder

DNA Extruderは2017年10月3日までクラウドファンディングを実施。9月11日時点で目標額6万ドル(約650万円)に対して、約1万3000ドル(約140万円)を集めている。

DNA Extruderの早期割引価格は、580ドル(約6万3000円)。出荷は2017年12月の予定で、送料は40ドル(約4300円)だ。

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