ネックを伸縮させてギタープレイ——全長約320mmのポータブルMIDIギター「Jammy」
2017/09/20 16:00
ポータブルMIDIギター「Jammy」がIndiegogoに登場し、出資を募っている。
Jammyは、わずか全長約320mmというコンパクトなデジタルギターだ。左手をネックに沿わせて動かしながらフレット上でコードを押さえて演奏する一般的なギターに対し、5フレットのネック上でコードを押さえ、音階の上下はボディを伸縮させながら演奏するのが最大の特徴だ。
フレット部にはセンサーが埋め込まれ、指のポジションを検出する。約320~498mm伸縮することで、一般的なギターの15フレット分の音階をカバーするとしている。
ダイレクトオーディオアウトプットに対応し、ギター本体にイヤホンやアンプに接続するだけでサウンドを出力できる。また、iOS/Android対応アプリを用意しており、様々なジャンルのトラックをバックに即興プレイを楽しんだり、著名な17種類のエレキギターサウンドを出すことができる。
演奏部にはエレキギター同様のスチールストリングを使用し、ピックガードやストラップをつけることもできる。
Jammy本体には、1/8”オーディオアウトプット、USB Type-Cポート、プレイモードなどを変えるコントロールボタン、ボリュームボタンなどを備える。充電式バッテリーを内蔵し、一回の充電で約2時間演奏できる。また、ベンディング/ハンマリング/プルオフ/パームミュートなどの演奏テクニックにも対応するという。
Jammyの予定小売価格は449ドル(約5万円)で、今なら数量限定の早割適用分が299ドル(約3万3300円)で入手できる。本体とピックガードの色はイエロー/ブラック/レッド/ウッドから選べ、ストラップが付属する。2018年4月の出荷を予定しており、日本への送料は50ドル(約5570円)だ。
JammyはIndiegogoで、10月中旬までクラウドファンディングを実施中。9月20日時点で、5万ドル(約557万円)の目標額に対して約3万8000ドル(約423万円)を集めている。